雑草の中の一本

殻を破って一歩 挑戦へ

食品新聞の記事 地方からは先行きの不透明を嘆く声!  2020/12/18

今年の年末から年始はどうなるのだろうか?
帰省の自粛が呼びかけられている。
自粛による影響は、地方では測りきれない。

毎年、年末年始を帰省し、ふるさとで過ごす人。
今までは多かったと思う。
お正月、ふるさとで豪勢な料理を食べながらゴロゴロ。
今年は、どこまで、帰省する人が居るのか不透明だ。
「みんなが来るから、オードブルでも。お刺身の盛り合わせも。
生寿司も一つ上のランクで。」
いつもより、少し贅沢してもいいか。
そんな気持ちで迎えいれていた人も多いのではないか。
それが今年は・・・・
「誰も来ないし、2人だから、オードブルは要らないかな。
刺身・寿司も2人で食べれるくらいで。」
迎え入れる側も張り合いがない。
いつもの食卓をちょっとだけ贅沢にして終わってしまう。
我が家でも、普段どおりじゃ寂しいから、ちょっとだけ買おうか。
そんな話しになっている。
例年に比べ、数万の出費の違いはあるだろう。
地方のスーパーは戦々恐々としている。

帰省も自粛。旅行も自粛。訪日観光客も見込めない。
地方のお土産も不透明な先行きだ。
帰省してくる人は、お土産を持って帰ってくる。ちょっと多めに。
年末年始に旅行した人は、職場等にお土産を買ってくる。
そんな普通だった光景も、今年どうなるか分からない。
普段、自分では購入して買わないようなお菓子を、
お土産だと不思議なもので、ついつい購入してしまう。
そんな事が無くなってしまう。

飲食店に酒類を卸している、地方の酒屋も嘆きが止まらない。
確かに、お歳暮等のギフトは、会えないから増加しているが、
飲食店の時短営業は、影響を読み切れない。
単価の低い、第3のビールや発泡酒の販売が増加し、
単価が高い、ビールが売れない。
居酒屋・旅館・ホテル等の大規模忘年会の消失は、
酒類を取り扱う地方のお店にとっては大打撃だろう。
飲み会になれば、自分のいつも飲む量よりは多くなるのが普通だし、
気も大きくなり、飲まない分まで注文してしまう。
そんな消費がなくなる。

地方になればなるほど、帰省客の影響は大きい。
その影響が不透明だから戦々恐々としてしまう。
生鮮を扱う店は、仕入れを少なくするか、悩みどころだろう。
稼ぎ時の年末商戦で、売る物が無くなってしまうのも勿体ない。
しかし売れずに、廃棄してしまうもの、ただのロスだ。

ニュースを見ていても、自粛を選択する人もいれば、
ずっと自粛をしてきて、今回ばっかりは帰省する。
両者の声が聞こえてくるが、自粛派が多くなるだろう。
コロナ禍で、初の年末年始を迎える日本。
人がどう動き、お金がどう動くか、今回で分かってくると思うが、
終わってみないと結果が分からない。
ワクチンの有効性が実証され、
日本人が接種できるようになるまでコロナとの闘いは続く。
医療崩壊を喰い止めながら、経済を動かしていく。
それが難しい事は、今までの経験で分かっているが、
どちらも救いたいのが、国民の本音だろう。

感染を予防しながら、少しでも経済に尽力できればと考えている。
個人が出来る事は少ないが、地方を守るために努力していく。