雑草の中の一本

殻を破って一歩 挑戦へ

成果主義の人事評価でやってはいけない たった1つの事!

みなさん、非常にご無沙汰しております。
まるたまごです。
今回は、成果主義の現代、人事評価で絶対にやってはいけない、たった1つ事について書きます。
それは、

事実のみで評価をする!

たったこれだけです。

ここからは、実際に体験した、人事評価の失敗例を取り上げたいと思います。
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1 過大に評価されてしまった結果
過大評価された社員は、その結果について、満足し益々活躍する人材となると思うでしょう。
1回程度であれば、上記のような結果となったかもしれません。複数回に渡って過大評価された結果、ただの傲慢な社員が出来上がりました。それもそうでしょう。自分がしてきた以上に、評価されているのですから、自分の仕事のやり方は、これでいいと思っても仕方ありません。
私が転勤で赴任してきた時、何年も最大の評価を得ていた社員がいました。営業成績はトップクラスで、仕事の知識も豊富ですし、周りの社員に比べても、仕事をしていました。しかしながら、周りとのコミュニケーション・調和という点は、最低評価をしてもいいくらいでした。一言で言えば、【傲慢】。上司の指示にも従わない事もしばしばです。しかし、何年にも渡って最高評価を貰っているため、社員本人は、態度や言動が大きくても、会社は認めてくれている。と認識してしまっています。注意されないのですから当然ですよね。周りの社員達というと、「あれでいい評価なんだ。やってもやらなくても、上は分かってないから、やらないほうが得。」そんな雰囲気が渦巻いていました。
正しい評価に戻すのは、並大抵の事ではありませんでした。
まずは、対話です。赴任してきたばかりですが、目に余る行動や言動をしっかりと注意します。初めは、「前の上司には注意されなかった。なのに貴方は注意してくる。貴方がおかしい。」そんな反発を受けました。当たり前の言い分です。それまでの上司は、何一つ注意していないのですから、そう言いたくなると思います。それでも、対話を継続しました。一年かけて、不足している部分を注意し、直させていったのです。(褒める点は、どんどん褒めます。そこらへんは、コミュニケーション技術です。)本人が不足していた点を改善した事で、周りとのコミュニケーションも良くなり、周りの社員達の人事評価に対する信頼も回復し、全体的に【やる気】の向上に繋がりました。しかし、その改善する過程では、罵られたり、パワハラだと言われたり、険悪な時期もありました。直せたから良かったですが、直せなければ、ただの陰湿な職場になっていました。

過大評価を直すチャンスがあった人は、まだいいです。
同じプレイングマネージャーの立場の方で、私の主観ですが、過大評価で評価があがり、上位役職に上がった人は悲惨でした。一緒に働いてみて、スキルが不足している事が多々あったのですが、本人は一生懸命に補おうと努力していました。最初は、頑張って居ましたが、だんだんと気力を失い、彼も彼のチームも成績が低下していきました。彼と話をした時、彼は「会社が俺を勝手に上位役職にしたんだ。まだ経験の浅い私を評価し、上位役職にした会社に責任があるんだ。文句なら会社に言ってくれ!」と。苦しかったんでしょうね。開き直ってしまいました。その後、彼は同じ役職のまま、転勤して行ったのですが、そこでも悪い評判しか聴こえてきませんでした。ついには、若くして退職したそうです。辞めさせられたかは分かりませんが、会社の適当な人事評価で人生を翻弄された1人である事には間違いありません。

2  過少に評価された結果
上記の過大評価と異なって、私自身、苦労した経験はありません。正しい人事評価に直していく事も簡単です。評価を上げる事に関しては反対しないですが、下げる事には被評価者は反発してきますから。これで苦労した事はないですが、過少評価された社員は、面白くなかったと思います。会社や人事評価に対して、反発していたでしょう。やる気が上がらないって事は、生産性も上がりません。過少評価した分、会社は損をしていたのでしょう。その損した分を回収するために、新たに仕事を獲得するムダな努力をしていかもしれません。

まとめ
成果主義の今こそ、事実のみで評価する事が大切です。好きだ・嫌いだなんて感情に左右されずに。過大も過少もせず。
公正で公明でなければいけないのです。適当に評価することで、社員達の【やる気】に悪影響を与えます。それは、会社の経営の足を引っ張ります。サイレントテロでは無いですが、出来るのにやらない社員が増えていくのです。人には、不平不満があり、自分では解決が出来ないと思った瞬間から憎しみのほうに感情が移ってしまいます。そして、評価も満足に出来ない会社なんて!そんな気持ちで働き続けます。
良かれと思って、いい評価にしたり、嫌いだから辛めの評価にしたり、散々みてきましたが、何も会社にいい事はありません。社員が求めている評価は、公平な基準での評価です。頑張っている社員には報いるようにし、もう少しって社員には、成長を促すような人事評価にしましょう!