《コロナ》騒動で、テレワーク・週休3日・時差出勤等、働き方も一段と変わってきそうですね。
こんにちは、まるたまごです。
誰でも簡単に、在庫管理出来る方法
在庫管理って、必要な仕事なので、今までのやり方を見直さないで、従来の方法で管理されている方がほとんどだと思います。ほんの少し管理の方法を見直すだけで、時間・スペース・経費が削減出来ます。
今回はそんな方法を紹介いたします《カンバン方式》。
準備
ちょっとした準備が必要となります。
- 倉庫の整理整頓を行います
今は使っていない備品・物品があれば整理しましょう。
1年に1回も調達しないような物品は、調達自体の見直しが必要です。
- 総使用量を把握する
大体でいいので、年間の使用量を把握します。
使用頻度から「多・普通・少」を振り分けをします。
「カンバン」を作る
これから作る「カンバン」は、「補充カンバン」です。
在庫がここまで減ったら調達する。その目安をカンバンとして作成します。
在庫量の設定は、調達までにかかる時間がどの程度かで決定するのですが、
一般的な物品であれば、すぐに調達できるので、
「これだけあれば、一週間は業務に支障がでない数量」を目安とします。
調達する量ですが、通常2か月程度を目安にします。
量が少ないと調達事務が多くなり、多いとスペースがとられてしまいます。
「カンバン作成例」
①品名・・・・・A4用紙
②調達点・・・・1,000枚
③調達量・・・・20,000枚
④調達先・・・・㈱〇〇商事
⑤調達金額・・・電話、メール等記載
⑥コスト・・・・〇〇〇〇円
このような「カンバン」を作成します。
実際にスタート
後は実際にやってみましょう。作った「カンバン」を、決めた調達点のところに置くだけです。
「カンバン」が出てきたら、調達するだけです。
効果は?
読んでも、なかなか効果が分かりずらいと思いますので効果を紹介いたします。
①無駄な在庫を抱えない
今まで使用していた物品が、急に要らなくなった事はありませんか?
せっかく購入したのに、ゴミとなってしまった経験ありませんか?
在庫を数える手間も省けます。
②誰でも一目で分かる見える化
担当者を置かなくても、誰でも一目で調達点に達した事、
どうやって調達したらいいのかが分かります。
担当が居なくて分からないって事も無くなります。
③省スペース化
良く使う物品でも、2か月分の保管とする事で、保管スペースが減ります。
使用頻度にあわせて、手前から、多い ⇒ 中 ⇒ 低い と保管すると、
歩行距離が短くなり、もっと効率的になります。
④作業環境も良くなる
整理整頓と、保管量の削減で、整然とした倉庫となり、労災事故防止にも繋がります。
併せて実施すると面白い事
ボールペン等過剰に入っている机ありますか?
ボールペンなど、書けなくなって捨ててしまう事もありますよね?
1人に〇本って決めて過剰本数を回収するだけで、弊社では1年購入しなくて済んだ物もありました。
まとめ
「カンバン」方式は、ムダ・ムラを取り除く事が目的です。
ちょっとした仕組みをつくる事で、作業が断然、楽になります。
会社にとっても、ムダな経費が削減できる方法となっています。
限りある資源と、限りある資金を有効に使える「カンバン」方式。
貴方も取り入れてみませんか?