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実体験から学ぶ!プレイングマネージャーがやりがちな失敗

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いつもお読みいただき有難うございます。

過去の記事をお読みいただくと、私が初めから完璧に出来たとお思いの方も居るかもしれませんが、私もプレイングマネージャーになった時は、失敗の連続でした。

プレイングマネージャーと検索すると
プレイングマネージャー 難しい」
プレイングマネージャー 無理」
との検索が多々あり、まだまだ悩まれていて、諦めてしまう方が居ると思うと心が痛みます。
人間は失敗をします。ミスをします。しかしそれを次の糧にして、成長するしかないと考えています。

今回は、私が過去にした失敗について紹介させていただきます。

カイゼンの導入方法の失敗

まだ、プレイングマネージャーになりたての頃、会社に認めて貰いたく取組みをしてしまった時の事です。
現場で働いていたので、作業の無駄な時間や社員達の能力等を熟知していたため、その現場でプレイングマネージャーに昇進したのですが、直ぐに生産性の向上とコストカットに取組める下地がありました。
当時の上司も、コストカットの知識も多く、コストカットの推進派だったため、自分の考えた改善案が採用されて実行出来る事に楽しさを感じていました。
そして1人、また1人と人員を削減していきました。年度当初に比べて、支所全体で4名程度の人員削減をしました。結果だけみれば大成功でした。こうすれば出来る。こうすれば人員削減できる。出来る事を当たり前として取組みをさせました。
しかし、翌年度上司が代わり、社員の異動もあり、職場の崩壊が始まりました。現場が回らなくなってきたのです。その後、人員を補充し、正常に現場が回るまで、半年以上の時間と労力を費やしました。

数年たった今でも「カイゼン」した部分については、間違いは無いと思っていますが、その導入の方法が間違っていました。

間違った点

上位下達での実施

・何も説明せず、ごく一部の人間で計画し実行したため、社員のやらさせ感が非常に強かった。
・やれない理由=反発として一切排除。

コミュニケーション不足

・意図が伝わるだろうと、勝手な思い込みをしていた。
・現場社員の意見は一切無視。

常に100%を要求する「カイゼン

・常に100%の能力を求めるカイゼンだったため、ついてこれない社員がいた。

パワハラの横行

・言い訳は、徹底的に潰し、やるまで許さない。
・恫喝は当たり前。

1年目なんかこんなプレイングマネージャーでした。
振り返ってみると、酷いですよね?今でいう、典型的なブラック企業です。
「難しい」「無理」というより、やりすぎブラックプレイングマネージャーでした。
そして、プレーヤーとしても評価されようとする始末。
この時は、ほぼ365日、朝から晩まで出勤していました。

自分のためもあったのですが、社員の転属も比較的多い職場のため、なんとか、一人前に育てて
転属させてやらないと、転属先で社員が困るだろうという意図もあり、「いつかは理解してくれるだろう」という
気持ちがありました。社員の事を考えているのだから、という気持ちの逃げ道をつくって。

失敗から学んだこと

結果だけみれば成功ですが、中身は大失敗。
この失敗を受けて、マネジメントの本を読むようになりました。数年前は、プレイングマネジャーという言葉も聞かない頃で、あまり参考にならなかった事を覚えています。

ちょうど、その頃、会社で人材育成研修があり参加しました。
講師の方に「眉間にしわの寄っている上司に、話かける、相談できる社員なんかいませんよ?皆さん、難しい顔して仕事してる事がいい事だと思ってませんか?」これは衝撃的でした。その1の顧客の言葉とともに、考え方を変えなきゃいけないと・・・

そこで、マネジメントの本に書いてなければ、何が問題で何をしたらいいのか考えました。
そこで考えた方法が、今まで書いた事です。

まとめ

プレイングマネージャーの仕事は、確かに大変です。
なりたての頃が一番辛いと思います。
しかし、全てが経験です。経験しない限り、プレイングマネージャーの問題は解決しないです。
反対に、経験すればするほど、部署の問題点もそれを改善する方法、部下社員の能力などは、すぐに分かるようになります。現場把握に時間がとられないようになると、コミュニケーションを取りやすくなります。
コミュニケーションは、3例ほどあげましたが、実際は、1人1人違いがあります。
コミュニケーションの取り方も1人1人違います。プライドの高い人。人との壁が高い人。虚勢を張っている人。
同じコミュニケーションの取り方ではありません。それも経験です。私が対応した事が無いタイプの方を部下に持っている人もいるはずです。
経験をすれば、コミュニケーションの能力は確実に向上します。諦めないでください。

また、「カイゼン」で重要な点。個人の能力は、100%を発揮しつづける事は無理です。
当たり前なのですが、私は、その事すら忘れて「カイゼン」をしてしまいました。
今は、平常時は80%程度での仕事量で人員は算出するようにしています。
繁忙期には、100%~110%の能力発揮を出来るようにするためです。

今回は、いかに私がだめなプレイングマネージャーだったのかを紹介させてもらいました。
悩んでいるプレイングマネージャーの皆さん、少しは自信が持てましたか?


>>参考文献 プレイングマネジャーの基本 著者 伊藤正康